(小ネタ)ビットコインはギャンブルなのか
オーストリア中銀総裁でECB政策委員会のメンバーであるノボトニー総裁がウィーンでのパネルディスカッションでビットコインはギャンブルで安全性はないというような発言をしたようです。先週末ブルームバーグが報じていたみたいです。
新しい技術は歓迎するが、新しい通貨がそこから開発されるとは考えていない。というようなことを述べており、言い換えればブロックチェーンの技術は歓迎するがビットコインなどの仮想通貨は認めないということでしょう。私も基本的に同じ路線の考えなのですが中央銀行家らしい考え方だなと思います。今度、中央銀行が存在しない=金融政策がないことがビットコインの将来にどのような影響を与えるかを書いてみたいと思います。
ブルームバーグでもこういう記事が出てきましたがやはりブロックチェーンがすごいのであってビットコイン自体をみると決済、送金の2大機能がともにイケてないと思うんですよね。
さて本題ですが、Googleで投資とギャンブルの違いと検索すると関連するキーワードにビットコインが・・・ビットコインはギャンブルとみられているのでしょうか。
投資とギャンブルの違いに関連する検索キーワード
個人的にはギャンブルでも投資でも本質的に変わらない気がします。マインドセットが欲望にまみれているかどうかの違いでしかない気が。。。投資といえば少しお上品な感じがするだけじゃないのかなと。 いまいち違いが判らんかったのでwikipediaで賭博について調べてみるとやっぱりそこまで違いがない気がする。
さまざまな金融商品や相場にも、その賭博性が提起されることがある。金融商品の中でも、保険はギャンブル的性質を持っている。保険の歴史は賭博から生まれた物であり、事故に遭遇するというギャンブルに金銭を賭けるもの、とされているからである。
先物取引や株式の購入など、通常であれば商品取引(相場)あるいは株式などのように、投資の範疇に含まれる行為のうち、手持ちの現金以上の金額を投じることのできる信用取引や、投機と呼ばれるハイリスク・ハイリターンな取引[3]を、広い意味でのギャンブルに含むこともある。
ビットコインがギャンブルと認識された方が敷居が下がってよいのでは?
個人的には今年の前半で中国の影響が相場全体に対してかなり弱まったことが結果的に日本人にとってBTC相場にとっつきやすくさせてよかったんじゃないかと思っています。人民元相場を追っかけるということは、中国の金融政策とかファンダメンタルズを追っかけてかつ米国の金融政策、ファンダメンタルズとのバランスをみるということなので普通に考えれば普段からマーケットに触れていない素人には厳しいですよね。
仮想通貨投資がギャンブルと認識されることによるメリットを考えてみる。ギャンブルの一種だと認識してもらえればパチンコやスロットをやっている人たちがBTCなどの仮想通貨相場に敷居が下がってとっつきやすくなるかもしれない?下記記事にあるようなパチンコへの締め付けからほかのギャンブルの一つとして移ってきてくれるかも?丁半博打と同じでよすみたいな吹聴されればもしかしたら。。。バイナリーオプションもそんな理由でやっている人たちが多い気がします。
今後規制が進めばパチンコ・パチスロをやっていたギャンブラーのマネーがビットコインに流れてくるかも?このニュースはBTCポジティブと解釈。まぁネタみたいな考え方ですが。。。
今回は、このパチンコの記事をみてBTCにポジティブだと思ったのを記事にしようとしたらこんな感じになってしまいました。
ただ、個人的な相場のビューとして基本的に長期ベアの姿勢は変わらずです。
下記記事で紹介している通り悪材料が多くEMAなどのテクニカルでも売り示唆が出ているので中短期でも現状はベアな見通しです。
解説だけでなくトレードにつながるインプリケーションのある記事をこれからも書いていきたいと思います。モチベーション維持になりますので参考になった方は投げBTCをお願いします。意見や感想、今後書いて欲しいテーマなどもお待ちしております。
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